Guatemala  Cafe Puma ~野性を育む森のコーヒー~

RITARU COFFEEの新しいラインナップのご紹介です。

RITARU COFFEEのビジョンは「人が生きるコーヒーを」。コーヒーをお楽しみいただくお客様はもちろん、生産者、流通業者、カフェで働くスタッフなど、全てのコーヒーに関わる人がよりよく生きられることを目指し、環境や公正な取引に配慮したコーヒー豆を取り扱っています。

Guatemala  Cafe Puma ~野性を育む森のコーヒー~

古き良きグァテマラコーヒーの特徴的なキャラメルのような心地よいフレーバーと柔らかい酸味のバランスの取れた味わい。グアテマラらしい華かな香り、余韻が長く続きます。

RITARU COFFEEの中ではもっとも浅煎り。きれいな酸味が際立つグァテマラのコーヒーをお楽しみください。

ストーリー

伝統品種の継続的な栽培

高級アラビカコーヒーの産地であるグァテマラでは、近年、さび病対策として、病害に耐性があり、短期的に収量増が期待できるハイブリッド品種への植え替えが大規模に進みました。

さび病は葉の裏に付着して菌糸を伸ばして葉肉を浸食し、やがて光合成機能を失い2〜3年で枯れてしまう病気です。

この結果として、代表的な産地のSHBグレードのカップ品質は変容し、昔ながらの柔らかい口当たりのコーヒーの入手が難しくなっています。

一方でこれまで余り注目されることのなかった生産地区では、未だに伝統品種を地道に栽培している生産者がいます。

そうした活動を支えるサステナビリティへの取り組みをボルカフェ・ウェイと呼び、生産者とタイアップし伝統品種を守りながら持続可能な農園経営を支援しています。

彼らのコーヒーは、古き良きグァテマラコーヒーの特徴的なキャラメルのような心地よいフレーバーと柔らかい酸味のバランスの取れた味わいに仕上がっています。

絶滅危惧種との共存

また生産地域である中米の森林地帯は、ジャガーやピューマと言った大型猫科動物の棲息でもあります。この近年絶滅の危機に瀕する動物達の棲む森は、年々面積を減少しています。

シェラ・デ・ラス・ミナス山地はコーヒー栽培のために最適な環境であるだけでなく、野生のピューマの棲息に適した条件も兼ね備えています。

この野生動物とコーヒー農園の共存を模索する取り組みの一つとして、ボルカフェ・ウェイのメンバーに、野生ピューマの棲息地となる原生林の保護などを呼びかけるとともに、コーヒーの売り上げの一部を、同地の野生ピューマの保護団体である、パンテラ・グァテマラに寄付しています。

共に生き残りを賭けた、野生ピューマとコーヒーの伝統品種が共存する森の味わいをお楽しみください。

ポルカフェ・ウェイとSDGs

生産地グアテマラ中東部、エル・プログレソ州
シエラ・デ・ラス・ミナス山地
サンアグスティン・アカサグアストラン
精製水洗式
標高1,350~1,550m
品種ブルボン、カツーラ、ティピカ
クロップ年2022年5月入港
生産者Volcafe-Wayの生産者
乾燥天日乾燥
規格SHB
サイズ16up